How summer feels
夏の魚は、味と体が直結します
春の魚が“また来たね”なら、夏の魚は“これが要る”です。暑さのなかで食べる意味が強く、 体力、涼しさ、川の明るさ、港の夕方といった感覚が味と直結しています。だから夏の魚文化には、 季節の機能性がある。単に旬なだけではなく、ちゃんと夏を越えるための食べ方になっているのです。
アユは川の光を食べるような魚で、ウナギは夏の制度のような魚。そこへイワシやシラスの海辺の近さが入る。 夏は、海と川の両方が同時に強い季節でもあります。水の気配が、とにかく大きいのです。