富山は、小さな湾で日本の魚文化を極端に見せてくれます
富山湾の魅力は、種類の多さだけではありません。季節がはっきり見えること、海の深さが近いこと、 山と海の距離が異常に近いこと、その全部がまとまって“富山らしい魚文化”を作っていることです。 だから富山の魚の話は、ただ名産の列挙では終わりません。海の色、湾の形、春の光、冬の重さまで一緒に語りたくなる。
ホタルイカは春の夢みたいに現れ、シロエビは透明な上品さで湾の品格を見せ、冬のブリは北陸の重みを背負う。 そしてその背景には、立山連峰までいる。海の幸のページなのに、山の気配が消えない。そこが富山の特別さです。
「富山ってな、魚だけじゃなくて、湾そのものが名物なんだよ。」