魚は、説明だけでは足りません
魚の名前、旬、産地、食べ方。もちろんそれだけでもページは作れます。けれど、fish.co.jp が本当にやりたいのは、 魚を“説明”することより、魚が人のあいだでどう語られるかを見せることです。魚は会話の中で立ち上がる。 だれがその魚を好きで、だれが少し怖がり、だれが一言で価値を決め、だれが科学的に面倒くさくするのか。 その人間模様が入った瞬間、図鑑は文化になります。
「魚が主役なのに、人の顔が浮かぶ。その感じが fish.co.jp の読み口です。」
fish.co.jp は、ただの図鑑ではありません。寿司カウンターでもあり、港町の与太話でもあり、魚オタクの夜会でもあります。 そしてその空気を作っているのが、この語り手たちです。Grandpa Hiro が思い出を開き、親方が一言で魚の格を決め、 Mama が横から笑い、常連が茶々を入れ、教授が理屈を持ち込み、ガイジンがちょうどいい質問をします。 魚は、その人たちに囲まれてはじめて“物語”になります。
魚よりも
先に声立つ
夜の店
Before fish are served,
the voices already gather
and season the room.
魚の名前、旬、産地、食べ方。もちろんそれだけでもページは作れます。けれど、fish.co.jp が本当にやりたいのは、 魚を“説明”することより、魚が人のあいだでどう語られるかを見せることです。魚は会話の中で立ち上がる。 だれがその魚を好きで、だれが少し怖がり、だれが一言で価値を決め、だれが科学的に面倒くさくするのか。 その人間模様が入った瞬間、図鑑は文化になります。
「魚が主役なのに、人の顔が浮かぶ。その感じが fish.co.jp の読み口です。」
みんなの Grandpa。すぐに打ち解ける、温かくて面白い人。いつも最初に、その魚の最初の記憶を話してくれます。
少し変わり者で、刃物の手つきは美しい。魚の本質を、一言で切り出す役です。
親方の奥さん。配り続け、見守り続け、みんなが本当に言いたいことを、ひとつの笑顔で着地させます。
建設や電力会社で働く街の男たち。端の席から野次と実感を足して、魚の話を生活へ引き戻します。
いつも蝶ネクタイ。分類、回遊、産卵、学名まで持ち出して場を少し面倒にします。でも必要です。
好奇心の目で魚を見る outsider。新鮮な質問を投げて、みんなに説明のきっかけを与えます。
まず一句で季節を開きます。Grandpa Hiro が思い出を語る。ガイジンが“それってどういうこと?”と聞く。 親方が一言で締める。常連が横から笑う。Mama がうなずいて本音を置く。最後に教授が bowtie note で面倒くさくする。 つまり、魚ページは小さな一幕物です。