Hiro remembers
Hiro はヤマメを思い出すとき、たいてい水が先に浮かびます。冷たいけれど暗すぎない、山の朝の水。 その中を、細くきれいに通っていく魚。イワナが影の魚なら、ヤマメは光の筋の魚です。
だからヤマメには、どこか“うつくしい”が先に来ます。派手な意味ではなく、整っているという意味で。 山の fish にもいろいろあるけれど、ヤマメはその中でも少し品よく、少しやさしく、 人の目にすっと入ってくるタイプです。

ヤマメは、山の魚の中でも少し明るい側にいます。イワナほど影ではなく、アユほど夏そのものでもない。 けれど、清流の光を細くまとったような美しさがあり、その軽やかさが忘れがたい。
朝の瀬に
光を細く
まとう魚
Morning current light—
one fish wearing the brightness
of a narrow stream.
Hiro はヤマメを思い出すとき、たいてい水が先に浮かびます。冷たいけれど暗すぎない、山の朝の水。 その中を、細くきれいに通っていく魚。イワナが影の魚なら、ヤマメは光の筋の魚です。
だからヤマメには、どこか“うつくしい”が先に来ます。派手な意味ではなく、整っているという意味で。 山の fish にもいろいろあるけれど、ヤマメはその中でも少し品よく、少しやさしく、 人の目にすっと入ってくるタイプです。
「ヤマメって、“山のきれいな方”ですか?」
その言い方に、カウンターがちょっと笑います。乱暴だけれど、方向は合っています。
「きれい、で終わると浅い。だが、きれい、から入るのは正しい。」
親方らしい答えです。ヤマメは、見た目の明るさと品のよさから入って、 そこから water, habitat, and nuance の話に進む fish です。
「ヤマメが好きな人って、“きれいな水”って言葉が好きなのよ。」
ヤマメは、イワナとの比較の中でよく理解される fish です。双方とも mountain stream fish ですが、 cultural reading としては brightness, delicacy, and visual grace の比重がヤマメの方に強く置かれがちです。
ヤマメは、淡水 fish の中でも“美しさ”から入れる魚です。 山、清流、明るさ、細さ。日本人が淡水魚に求める透明感のかなり中心にいる fish と言っていいでしょう。 イワナとの対比で書くほど、ヤマメの性格がはっきり見えてきます。